青年海外協力隊の軌跡と展望 世界を翔ける日本青年の素顔

こんにちは!

 

今日ご紹介する書籍は、「青年海外協力隊の軌跡と展望 世界を翔ける日本青年の素顔」です。

 

かっこ良いタイトルですね。

私も世界を翔けてみたいものです。

青年海外協力隊の軌跡と展望―世界を翔ける日本青年の素顔

青年海外協力隊の軌跡と展望―世界を翔ける日本青年の素顔

 

 

杉下恒夫さん著です。

この本、かなり細かいところまで言及しています。

具体的な活動内容よりも、

青年海外協力隊(Japanese Oversees cooporation Volunteers: JOCV)、

・政府開発援助(Official Development Assistance: ODA)、

国際協力機構(Japan International Cooporation Agency: JICA)

等の日本における国際協力機関の歴史について詳しく述べています。

 

現在、政府が関与する国際ボランティアは、日本以外でも、国連、アメリカ、イギリス、ドイツ、韓国、中国など、各国で設立されています。

 

JOCV設立が1965年ですが(当時は”日本”青年海外協力隊)、そこに至るまでに関係者の様々な努力があったようで、本書で紹介されています。

 

1954年に、日本は途上国への支援を開始し、それまで国際NGOなどから援助を受けていた被援助国から援助国に転身しました。1961年にはODAの有償資金協力を実施する海外経済協力基金(OECF;現JICA)が設立されました。

 

JOCVが設立されてから、およそ50年が経ちますが、OB・OGの方には国際協力のNGOやNPOで活躍されている方が多くいます。

JOCVの活動は一過性のものではなく、そこから沢山の枝分かれが生じていくわけですね。

 

 

普段、CMや電車の広告でJOCVのことを目にする方も多いのではないでしょうか?でも、実際、どういう経緯で設立されたかなど知らないですよね?興味をもった方は是非もっともっと調べてみましょう!

 

本書のエピソードで、最初のJOCV募集開始の日に夜行の汽車に飛び乗って応募に来た青年の話が紹介されています。どうですか?熱いですよね!

 

応募を考えている方は、是非本書を一読されてみてはいかがでしょうか?

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。