毒物劇物取扱者試験の勉強でワクワクしたこと3選

こんにちは!

以前、危険物取扱者の話を書かせていただきましたが、今回は毒物劇物取扱者試験の話を。
hirororo.hatenablog.jp

毒物劇物取扱者試験とは?


私は、数年前に受験し、合格しました。
この試験に合格したからといって免状や免許がもらえるわけではありません!
ただ、試験に受かりましたよ、という証書が届くだけです。

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本試験に合格していると、「毒物劇物取扱主任者」になることができます!
ちなみに私は主任者ではありませんし、特になる予定もありません。

さらに補足しておくと、化学系の大学を卒業していると、受験の必要なく「毒物劇物取扱主任者」になることができます。
というわけで、私は別に毒物劇物取扱主任者になるためには受験する必要はなかったのですが、『毒物の勉強って楽しそう!(・∀・)』という好奇心だけで受験しました。
化学系の大学を出たからといって、さほど毒物に詳しくなかったし、法令とか微塵も知らなかったので!

ちなみに、勉強に使用した参考書はこちら!

最寄りの図書館で電子版を無料でダウンロードさせていただきました!
いやー、便利な世の中ですねえ。

まあ、電子版だと、マーカーをつけたり、書き込んだりできないのがネックですが。
書き込めない参考書というのはなかなか致命的。(笑)




ワクワクしたことその1

ジメチルエチルメルカプトエチルチオホスフェイト
・・・名前長すぎじゃね??(笑)
理系の人はテンション上がりますよね?
「ちょっとジメチルエチルメルカプトエチルチオホスフェイト取ってくるね〜」ってサラッと言えたらカッコよくないですか!?
え?なに?別にそうでもないって?

試験を受けたのは、数年前ですが、この名前だけは脳裏に焼き付いて忘れていません。
きっと老後も忘れることはないんじゃないかな、と思います。
今後の人生でこの物質を扱うことがあるのかは疑問ですが。

ちなみにこの化合物は有機リン系の殺虫剤(コリンエステラーゼ阻害剤)で、紅色に染色して販売しないといけません。
色を染めているのは、ひと目でその殺虫剤だと見分けるためですね!
特定毒物といって、最大級の危険度をもつ毒物です。


ワクワクしたことその2

ピクリン酸危なすぎwww
甲種危険物でも頻出のピクリン酸!
このピクリン酸、劇物に加えて、なんと第5類危険物にも指定されています。
つまり、体には害があるし、衝撃与えたら爆発するし、金属と接触しても爆発しますww
決して、お目にかかりたくはない物質ですね!


ワクワクしたことその3

濃度によって、劇物かどうかが変わる!

これはどういうことかというと、
例えば、過酸化水素はその濃度が6%を超えるものについては劇物に指定されていますが、それより低い濃度では規制されません!
すなわち、人体に危険であるかどうかは、物質そのものの存在だけでは決められず、「それがどれだけ含まれているか」が重要になってくるというわけです!
もちろん非常に毒性の高いものは、有無を言わさず毒物や劇物に指定されるわけですが、この濃度の概念は「へーなるほどなあ!」と感心した記憶があります。

まとめ

以上、毒物劇物取扱者試験の勉強でワクワクしたこと3つをまとめると、

①ジメチルエチルメルカプトエチルチオホスフェイト
②ピクリン酸
③濃度によって、劇物かどうかが変わる

になりました!
なんかすごいくだらないですが、とりあえずジメチルエチルメルカプトエチルチオホスフェイトが言いたかっただけですねww
この記事を見て、毒物劇物に少しでも興味をもっていただけたなら嬉しいです(^^)


それでは皆さんご一緒に……!

じめちるえちるめるかぷとえちるちおほすふぇいと!!





本日もお読みいただきありがとうございました!\(^o^)/





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